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下からの続きです。
本人が逃走してしまった割には師アレ…かも。
取り合えす、中途半端だろうが、この妄想は此処でで終わりです。
お付き合いありがとうございました。
最後まで読ませろって方は下のリンクを押して開いてやってくださいませ。
「へぇ……」
ティキが走り去ったアレンの背中を見送りながら、口端を持ち上げて笑った。
それを見たクロスは逆に眉を顰める。
「…何だ」
「いいや~」
茶化すようにティキが答えたのが気に入らないとばかりに、クロスは標準を合わせていた断罪者の撃鉄を起こした。
それをティキは大慌てで腕を振って押しとめる。
「ちょっ、ストップストップ。いやね、噂じゃあ極悪非人間みたいな話だったけど、なんのそのあんたも少年愛しちゃってるのね」
戦う気は無く話をしたいと、ティキが態度で示す。
それをクロスはしばらく、真意を探るように目を細めて睨んだ後、ティキに応えるように断罪者の標準を外した。
そのまま銃身でぽんぽんと自らの肩を叩く。
「…どこをどう取れば、そのセリフが出るんだか?」
呆れ顔で呟き、クロスは余裕で煙草の煙を吐き出した。
「だって、少年に聞かせたくないから、行かせちゃったんでしょ。教えてやればいいのに」
少年を手に入れたほうが、勝つのだと。
「…パンドラの話のようにか?だったらお前らの負けはもう決まってるだろ」
アレンはAKUMAと人を救済することを道として選んだ。だからこそ、伯爵側についているノアとは混ざらない。
そうクロスはティキを嘲った。
しかしティキも同じ笑みをクロスに向ける。
パンドラの箱の最後には希望が残った。アレンは、人にとってもノアにとっても『希望と祈り』だ。
「分かんないぜ?あんたと違ってオレらって素直だから」
少年のこと、ちゃんと抱きしめて愛してやれるし。優しい言葉も甘い睦言も、少年が満たされるまで言い続けるし。
「少年が飢えてる、賑やかな家族もいる。それに教団は少年を見限ろうとしてるじゃないか」
クロスはもう一度煙草を大きく吸い込んで虚空へと吐き出すと、それを投げ捨てた。
ジャキ、と断罪者を構え直すと、マスクに隠れて片側だけに瞳に剣呑さが宿る。
「あれは、やらんぞ」
言い終わった瞬間には、さっきまでティキがいた場所に弾丸が撃ち込まれた。
そして、床にめり込んだ弾丸が、ぶるぶると震えて更なる標的へと向かおうと動く。
それすかさずティキは足で踏みつけて粉砕した。
「あっぶねーな。でも、ほらあんたの本音が出たね」
にまにまと、たちの悪い笑みを浮かべて、ポケットから取り出した煙草を銜え込んだ。
クロスもいる?と、くしゃくしゃになった箱を差し出せば、それは銃身で叩き落とされた。
いつも余裕を失わない男の、余裕のない姿はティキが一番楽しみとしている部類のもの。
両端の唇を持ち上げて笑う姿は、黒いノアそのもの。
しかしクロスと遊ぶのがティキの仕事ではない。
「まっ、少年行っちゃったし、もう少しAKUMAに任せとくよ」
「まて!!」
下を確かめもせずティキは、何の予告もなしに陥没し炎上している床の穴へと飛び降りた。
その途中には黒い方舟のゲートが開いて、ティキを待っていた。
「ここがぶっ壊れて、人がたくさん死んだ後に残った少年を慰めに、その頃にまた来るよ」
憎々しげに見降ろしてくるクロスの視線が、嬉しくてティキはおまけとばかりに揃えた人差し指を額に当てて挨拶をしてやった。
「チッ」
クロスは盛大に舌打ちをして、ティキが消えるのを待たずに、ラボの出口へと走り出した。
****************************
えっと、ここまでで一応終わりです。こっからはアレンサイドになるんだけど、考えてたりはしたんだけど、原作が進行しちゃったので虚空へ。 たぶん明日ぐらいに書く(かもしれない)感想の次回妄想に繋がるんですよ。だから今週の妄想は神アレだったり(苦笑)
ここまで、お付き合いありがとうございました。
勢いで書いてるので、文章おかしかったり誤字脱字も激しいですが、そこはほら、勢いというやつでお願いします。もし手記にでも移す時には、多少整形したいと思います。
とりあえず明日(…もう今日だね)はDVDを見るんです。おまけからみたいなぁ。
本人が逃走してしまった割には師アレ…かも。
取り合えす、中途半端だろうが、この妄想は此処でで終わりです。
お付き合いありがとうございました。
最後まで読ませろって方は下のリンクを押して開いてやってくださいませ。
「へぇ……」
ティキが走り去ったアレンの背中を見送りながら、口端を持ち上げて笑った。
それを見たクロスは逆に眉を顰める。
「…何だ」
「いいや~」
茶化すようにティキが答えたのが気に入らないとばかりに、クロスは標準を合わせていた断罪者の撃鉄を起こした。
それをティキは大慌てで腕を振って押しとめる。
「ちょっ、ストップストップ。いやね、噂じゃあ極悪非人間みたいな話だったけど、なんのそのあんたも少年愛しちゃってるのね」
戦う気は無く話をしたいと、ティキが態度で示す。
それをクロスはしばらく、真意を探るように目を細めて睨んだ後、ティキに応えるように断罪者の標準を外した。
そのまま銃身でぽんぽんと自らの肩を叩く。
「…どこをどう取れば、そのセリフが出るんだか?」
呆れ顔で呟き、クロスは余裕で煙草の煙を吐き出した。
「だって、少年に聞かせたくないから、行かせちゃったんでしょ。教えてやればいいのに」
少年を手に入れたほうが、勝つのだと。
「…パンドラの話のようにか?だったらお前らの負けはもう決まってるだろ」
アレンはAKUMAと人を救済することを道として選んだ。だからこそ、伯爵側についているノアとは混ざらない。
そうクロスはティキを嘲った。
しかしティキも同じ笑みをクロスに向ける。
パンドラの箱の最後には希望が残った。アレンは、人にとってもノアにとっても『希望と祈り』だ。
「分かんないぜ?あんたと違ってオレらって素直だから」
少年のこと、ちゃんと抱きしめて愛してやれるし。優しい言葉も甘い睦言も、少年が満たされるまで言い続けるし。
「少年が飢えてる、賑やかな家族もいる。それに教団は少年を見限ろうとしてるじゃないか」
クロスはもう一度煙草を大きく吸い込んで虚空へと吐き出すと、それを投げ捨てた。
ジャキ、と断罪者を構え直すと、マスクに隠れて片側だけに瞳に剣呑さが宿る。
「あれは、やらんぞ」
言い終わった瞬間には、さっきまでティキがいた場所に弾丸が撃ち込まれた。
そして、床にめり込んだ弾丸が、ぶるぶると震えて更なる標的へと向かおうと動く。
それすかさずティキは足で踏みつけて粉砕した。
「あっぶねーな。でも、ほらあんたの本音が出たね」
にまにまと、たちの悪い笑みを浮かべて、ポケットから取り出した煙草を銜え込んだ。
クロスもいる?と、くしゃくしゃになった箱を差し出せば、それは銃身で叩き落とされた。
いつも余裕を失わない男の、余裕のない姿はティキが一番楽しみとしている部類のもの。
両端の唇を持ち上げて笑う姿は、黒いノアそのもの。
しかしクロスと遊ぶのがティキの仕事ではない。
「まっ、少年行っちゃったし、もう少しAKUMAに任せとくよ」
「まて!!」
下を確かめもせずティキは、何の予告もなしに陥没し炎上している床の穴へと飛び降りた。
その途中には黒い方舟のゲートが開いて、ティキを待っていた。
「ここがぶっ壊れて、人がたくさん死んだ後に残った少年を慰めに、その頃にまた来るよ」
憎々しげに見降ろしてくるクロスの視線が、嬉しくてティキはおまけとばかりに揃えた人差し指を額に当てて挨拶をしてやった。
「チッ」
クロスは盛大に舌打ちをして、ティキが消えるのを待たずに、ラボの出口へと走り出した。
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えっと、ここまでで一応終わりです。こっからはアレンサイドになるんだけど、考えてたりはしたんだけど、原作が進行しちゃったので虚空へ。 たぶん明日ぐらいに書く(かもしれない)感想の次回妄想に繋がるんですよ。だから今週の妄想は神アレだったり(苦笑)
ここまで、お付き合いありがとうございました。
勢いで書いてるので、文章おかしかったり誤字脱字も激しいですが、そこはほら、勢いというやつでお願いします。もし手記にでも移す時には、多少整形したいと思います。
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明らかな腐女、とっくに成人済み。鉄血のオルフェンズのオルミカにハマってガンダムに復帰しました。根っからの文字書きです。感想やコメント喜びます。基本TL住人です。
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